家計やりくりコンテストで専業主夫が初受賞
『サンキュ!』の家計やりくりコンテストにおいて、銀賞を受賞した専業主夫のやりくりテクニック紹介記事です。
主婦向けの雑誌ですから当然ですけど、専業主夫の受賞は初めてだそうで。そういう点でも興味深く読みました。
世帯年収の手取り約414万円とのことで、額面年収は500万円ちょいくらいでしょうか。
それに対しての貯蓄額が約220万円で貯蓄率40%超、手取りで見れば5割超えです。
家族2人で地方住まいなので、都会ほど家賃は高くないですが、凄いですね。
予算表に「汲取り料」が入っているのは、田舎感をおぼえます。
節約家としても主夫としても上級のテク
やりくりテクで一番凄いと思ったのは、献立は先に決めずに特売品の食材を買い、後から考えるというやり方。
「安いから買う」た「まとめ買い」は食材を無駄にしてかえって節約にならない、とよく言われますがその逆を行ってますね。
無駄にせず節約に繋げているのは、料理のテクニック(レパートリーの豊富さ)があるからでしょう。
「節約初心者が失敗しがちなこと」と「節約上級者がやっていること」がかぶっているケースはよくあります。
節約初心者が上級者の真似をしたら逆効果になるだけで、それぞれの節約法の効果があるかはその人次第です。
これで銀賞なのだから節約道は険しい
しかしこの方ですら家計やりくりコンテストの銀賞で、この上には金賞、さらにはやりくりスター賞があるようです。
節約道はまだまだ上がある険しい世界なんですかねぇ。
もちろん支出額が少ないほど・貯蓄率が高いほど良いという観点で決めてないでしょうし、皆が真似しやすいかを重要視しているのかもしれません。
ただの節約額だけ・貯蓄率だけだと極端な競争になってしまいます。何より、今の生活を楽しめているかが重要ですね。