国民健康保険料が高すぎる!
厚生労働省によると、2024年度の国民健康保険料の上限額は106万円で、2022年から3年連続で引き上げられたそう。このような状況のなか、ジャーナリストの笹井恵里子さんも「自治体から保険料決定通知書を受け取った時、あまりの金額の高さに絶句した」と語っています。
早期リタイアするぞ!と会社を辞めた後、一番驚くのは健康保険料がバカ高いことかもしれません。
国民健康保険の保険料は、前年の収入を基に算定されるため、辞めた直後は高くなります。
早期リタイアしてそのまま無職を続ければ、2年目には安くなりますけど。
私もかつてサラリーマンを辞めてフリーランスになった時、健康保険をどうするか悩み、任意継続を選択した経験があります。
国保の保険料率が高いのは無職のせい
国保の保険料が高いのは、定年退職をした高齢者(後期高齢者になる75歳未満の人)が多いことと、アルバイトなどの低年収や無職の人も多いからでしょうね。
ええ、今の私は国保の保険料は最低ラインなので、全体の保険料率を高めている一人だと思います。
病気で健康保険を使う機会がほとんどないという点では、保険的な損得では損をしている側ですけれど。
無料で受けられる健康診断ですら、毎年は行ってないくらいですし。
でもこの先は色々と身体にガタがきて、病院のお世話になることが増えるだろうと覚悟はしています。
国保の保険料上限は4年連続で引き上げ
国民健康保険の財政は悪化しているため、4年連続での引き上げが決定しています。
上限なので影響があるのは年収が1000万円以上とかの人ですね。
実際にそれくらい安定して収入がある個人事業主であれば、法人化して協会けんぽに加入した方が健康保険は安くなるかと。
もちろん労使折半といっても両方自分で払うので、サラリーマンほど安くはないのですが。
そうなると高収入の人が国保から脱退となり、財政が悪化するという悪循環になったりして…