金融資産に関する意識調査
株式会社ファミリーコーポレーションが全国の20歳~79歳の男女500名ずつ合計1000人を対象に行った「まとまったお金の使い道に関するアンケート調査」を基にした記事です。
投資に対して積極的な人が6割以上いる一方、「いくら貯金があっても投資はしない」と回答した人が35.6%もいる結果になっています。
まだ投資をしていない人は、投資に回せる余剰資金がないから、という人が多いのかと思われがちですが、決してそうでもないようですね。
100万円以上あっても投資より貯金
「もし100万円以上のまとまったお金が手元にあった場合にお金を使いたいのはどこか?(複数回答)」という質問に対してでも、トップは貯金という結果になっています。
元々貯金がゼロかそれに近い人の手元に突然100万円が入ったなら、「先ずは投資」という発想にはならないでしょうね。
既に貯金もしっかりあったなら、その手元の100万円が余剰資金になるため、投資に回そうかという発想になるでしょうけど。
まとまったお金はどういう経緯で手に入ったのかにもよるかもしれません。
宝くじで当たったなど、あぶく銭感の強いお金なら趣味や旅行で使おうと考える人が増えそうだし、ボーナスなど自分が頑張った結果であれば貯金が多くなるでしょう。
「いくら貯金があっても投資はしない」を貫いた方が安全
投資は怖いと思いつつも、「いい投資先があるなら」とか「確実に儲かるなら」というオイシイ話があると考えている人は、投資詐欺に遭うリスクが高いです。
それならいっそ、「いくら貯金があっても投資はしない」を貫いた方が安全です。
退職金でまとまったお金が入ったから投資を始めるとか危険なパターンだし、金融機関や他人に勧められてやると危険なのが投資の世界ですからねぇ。