リタイア後の生活で趣味は大きな存在
これまでも言ってきたように、早期リタイアでも定年退職によるリタイアでも、その後の生活において趣味がないと時間を持て余すことになります。
「仕事が趣味」だった人ほど、何もすることがなくて困るリスクが高い。
死ぬまでやりたい仕事ができるなら一番いいし、ボランティアや新しい仕事を始めることも一つの選択肢ではありますが。
もちろん働いている中でも趣味を持っている方が楽しい人生を過ごせると思います。
働いている時から楽しんでいた趣味をリタイア後・老後も続けてもよし、リタイア後・老後に新しい趣味を始めるのもよし。
趣味は一つでなくてもいいし、一人で楽しむ趣味でも、大人数で楽しむ趣味でもいい。
もしも趣味に飽きてしまったら…
しかし、ずっと趣味を続けられる保証はありません。
運動系なら怪我や病気で続けられなくなる可能性がありますし、お金がかかりすぎる趣味は断念する場合もあるでしょう。
ゲームなどはサービスが終了するかもしれませんし、応援していたチーム・グループが解散したり…
近所にあった趣味を楽しめる場所がなくなって諦めるケースも考えられます。
もしかすると、趣味に対する情熱を失ったり、飽きてしまうことだってあり得ないとは言い切れません。
そういう時のために、複数の趣味を持っておくことは最低限のリスクヘッジだとは思いますが、そうは言っても一番好きだった趣味が楽しめなくなる損失は大きいです。
じゃぁどうりゃいいのさ…
ではどうすればいいのか?
残念ながらそれに対する明確な解決法を、私は持ち合わせていません。
複数の趣味を持っておくことと、常に新しいことに興味を持つ好奇心を失わないことが回避策だと思いますが、決定打にはならないので…
人間いつ死ぬかわからないし、趣味だっていつまでも楽しめる保証はありませんから、楽しめるうちに楽しんでおく気持ちが一番重要かもしれません。