FIREを目指す人向けのETFが登場
FIRE(経済的自立による早期退職)は多くの人々にとっては夢物語だが、これを目指すトレンドは現実にあり、新たな上場投資信託(ETF)を2本誕生させた。
「FIRE Funds Wealth Builder ETF(FIRS)」 と、「FIRE Funds Income Target ETF(FIRI)」がローンチされたそうです。
「FIREコミュニティーはウォール街に無視されてきた」と言われてもピンときませんね。
S&P500などをたくさん買ってくれるお得意様だと認識されているのだと勝手に思っていました。
FIREを目指す人達がこのETFに流れれれば、もっとFIREコミュニティーが意識されるのかもしれませんね。
FIREするには150万ドル(約2億3200万円)が必要?
それよりもこの記事で驚いたのは、「典型的なケースとして引退には150万ドル(約2億3200万円)の貯蓄が必要と考えられている」というくだりです。
100万ドルというきりのいい数字を大きく超えた150万ドルとは。
4%ルールで考えると、年間の支出は6万ドル(約900万円)になります。
アメリカではインフレが進み、それくらいの収入がないと生活ができないのか、単に調査の仕方・対象によるものなのか。
FIREを現実的に考えていない人に対し、「いくらあったらFIREしますか?」という質問をしたなら高くなるでしょうし。
150万ドルが必要なら夢物語かも
FIREするには150万ドルが必要と言われれば、「多くの人々にとっては夢物語」と評されてもしょうがないですね。
FIREは多少現実的な物語という認識でしたが、実際にアメリカでFIREを目指している人たちはどう感じているのやら。
この先さらにインフレが進み、「FIREには200万ドル必要」と言われるようになったりして…