昨日は冬のボーナス支給日
ボーナスを何に使うか、楽しみにしている人は多いだろう。社員教育コンサルタントの朝倉千恵子さんは「普段なら手が届かない高額なものを買ってしまう人もいるかもしれないが、こうした衝動買いでは一時的な満足感しか得られない。一方、賢い人は支払った金額以上のリターンを受け取ることができる」という――。
世間的には昨日は冬のボーナス支給日でした。
私はセミリタイア以前からボーナスとは縁のない働き方でしたので、もうボーナスという存在は記憶の彼方にしかありませんが。
ボーナスをもらったら何に使うべきか、あらかじめ買うものを決めている人もいれば、入ってから考える人もいるでしょうか。
ボーナスをアテにして、クレカ払いで先に購入した人もいるかもしれません。ブラックフライデーセールありましたし。
ボーナスで投資するか浪費するか
さて、記事の主旨はボーナスの使い方について、浪費をせずに自己投資を含む「投資」をするのが良いという、よく言われている話です。
現実にはこのところの物価高騰のため、ボーナスを生活費の購入に回さざるを得ない人もいそうですが。
ただその投資の範囲については、健康のためや経験を得るためは自分のプラスになるので投資に含まれると。
それを「未来への自分自身へ贈るプレゼント」としていますが、これって浪費のイイワケにしやすいやつじゃぁ…
ストレス発散だって自分の健康のためと言えますから、何でもOKになってしまいかねません。
お金の増減で評価することに違和感
それよりも、投資した額以上のお金のリターンがあるかないか、という評価軸で考えることに違和感をおぼえます。
使ったお金で得られる幸福感の方がずっと重要だと思うからです。
一時的な幸福感なのか、良い思い出となって長く幸福感を得られるものなのかでも違います。
一時的な幸福感を得るだけなら将来のリターンで大きな幸福を得た方がいいですね。
ただ、「あの時やっておけば良かった」と後悔しないように、どうしてもやりたいこと・欲しいものにはお金を使った方がいい。
若いうちはとにかく投資して、将来得られるリターンで「老後にやろう」と考えると後悔するかもしれないというのは、9日に亡くなった小倉智昭氏のコラムを読んで感じました。
佐久間信行さんもラジオで「考えさせられた」って触れられていたけど、以前バズってた小倉智昭さんのこのコラム、小倉さんの晩年やお人柄が伺え知れるし、老後について考えさせられる名文だと思う https://t.co/xm8hkkAheQ pic.twitter.com/ozDQZSvClu
— Watergate213617 (@watergate213617) 2024年12月9日
だからといって何でもやってたら浪費も発生するので、どうしても自分がやりたいのかをよく考えないといけませんね。
小倉智昭氏の御冥福をお祈りいたします。