バレンタインデーは自分のためにチョコを買う時代
松屋銀座がメールマガジン購読者に対して行ったアンケートなので、平均年齢が54.0歳でデパートを使う機会が多い人という偏りがあるのは考慮して見る必要があるデータにはなります。
ただ昨年の数字と比べても、「恋人・配偶者・パートナー」へ贈るチョコよりも、「自分チョコ」が多くなっている点は近年の大きな流れなのだと思います。
「義理チョコ」が減っているのも同様の流れですね。
もはやチョコレートのコミケ状態?
最近は海外の有名ショコラティエがこの季節に来日するほど、この時期の日本は「でかいシノギ」があると認識されてるようです。
「バレンタインチョコレート博覧会」と称してフェアを行っている阪急うめだ本店では、今年は276ページに及ぶガイドブックを配布していて、「チョコのコミケ」感があります。
有名なショコラティエのバレンタイン限定チョコが買えるのはこの機会だけ、と思うと自分で食べたくもなるのも当然かな。
そんな特別なチョコを、味のわからない相手に贈るのはもったいない、となりそうです。
「自分を愛する日」になる?
日本においてバレンタインデーは、女性からチョコを贈る日になってしまっていますが、色々な変遷を経て「自分にチョコを贈って自分を愛する日」になるのもありではないかと。
チョコを贈らなければ、と義務感に駆られるイベントだと面倒だと感じる人もいるでしょうけど、自分で買うだけなら誰も困らないので。
「自分へのご褒美」をしょっちゅうやってたら浪費になりますが、1年に1度のイベントなら限られるし。
カカオの価格もどんどん高騰しているので、いつまでも買える価格なのかはわかりませんが…