「現在の収入への不満と収入を上げる行動」に関する調査
・8割超が「現在の収入・お金に不満」
・お金の不満、20・30代「低年収」、40・50代「物価高」、60代「老後資金」がトップ
・9割弱が「収入アップしたい」と答えるも、その半数は「何もしていない」
合同会社serendipityによる「現在の収入への不満と収入を上げる行動」に関するアンケート調査の結果です。
現在の収入やお金に関して、8割を超える人が不満と回答。特に50代では9割を超えています。
その内容については、「年収が少ない」以外には「物価高」と「老後資金が心配」が多いという結果になってますね。
日本人は収入の増やし方を知らない?
しかし収入アップのための行動については、「具体的にしていることはない」が最も多いという結果に。
投資については損失を出すリスクがあるから確実に収入アップになるとは限らないし、元手がない人もいるからしょうがないですね。
老後資金の心配ならまだしも、今の物価高騰による生活苦をなんとかするには向いてませんし。
今なら副業と答える人が多いかと思ったら、それほどでもなかったのが意外でした。
副業する時間がないとか、副業が禁止されている人が多いのかも?
給料は会社が決めるもの?
選択肢に「労組の団体交渉で賃金アップを要求する」があったら、選択した人が相当数いたかというと、今の組織率では非常に少ないでしょうね。
日本人が「給料は会社が決めるもの」と考える傾向が強いというのは事実でしょう。
それを含めて、行動を起こしてもその労力に見合った利益が得られないと考えるから、行動しないのだと思います。
政治に対して関心が低いのも同様かと思いますが、前回の衆院選で「手取りを増やす」という政策が支持されたように、きっかけ次第かと。
このままインフレが続けば、何らかの行動を始める人が増えていくかもしれませんね。