単身者の老後に不安
未婚率の増加や核家族化、高齢化などによって、25年後には単独世帯の割合が4割を越えると推計されている。女性は低年金受給になりやすく、老後に不安を抱える人も。
自分も生涯未婚の単身者ですから、老後生活に不安があるのはよくわかります。
職場にいわゆる「子持ち様」がいて、そのしわ寄せを受けていたなんてことがあったら、その分を取り戻したくなる気持ちもわからんでもないですが…
ただ「最低限のサポート」ならまだしも、公的な「手厚いサポート」なんて、どだい無理な話ですねぇ。
50歳で未婚の男性で25%程度ですが、配偶者に先立たれて単身になった高齢者もたくさんいるのが現状ですし。
それどころか2026年度からは「独身税」が始まる
老後の「手厚いサポート」どころか、2026年度からは一部で「独身税」などと揶揄される「子ども・子育て支援金」の徴収が始まります。
独身者も既婚者も払って、子どものいる世帯に支援される仕組みなので「独身税」ではなく、子育てが終わった世帯を含む子どもがいない人の負担が増える仕組みですけれど。
この制度で子どもが増えれば、その分が年金などで自分に回ってくるはず…と思うしかないですかね。
「手厚いサポート」にしたら少子化に拍車がかかる
仮に単身高齢者に「手厚いサポート」なんてしたら、「生涯独身でいる方が幸せ」と考える人が増えそう。
そうなったら少子化に拍車がかかりかねないのだから、国がそんなことするわけがありませんね。
そうでなくても少子化に歯止めがかからない現状です。
さらなる「独身税」がかかっても不思議ではないし、「FIREのような生き方が少子化を進めている」などと矛先が向く可能性もあるかな、などと危惧しています。