お米に麦を混ぜて炊くと節約に
お米と一緒に炊いて麦ごはんにできる大麦(押し麦・もち麦など)は、国産で高い商品もありますが、安いものだと1kg500円を切った商品がありますね。
10kgで4000円程度の商品もみられるので、今の精米価格よりはずっと安く、節約になるのは間違いなさそうです。
昨年夏からの米価格の高騰がなければ、節約と言っても微妙なレベルだったと思いますが。
海外産の大麦を食べるくらいなら、カリフォルニア米などの海外産のお米を食べるという人もいそうですが。
麦は健康にもいい
食味という部分を除けば、食物繊維を多く含む大麦は健康面で大きなメリットがあります。
低カロリーで食後の血糖値上昇を抑えられるのでダイエットにも向いています。
つまり米が高騰している今、節約とダイエットを両立できる食品になっているわけですね。
「貧乏人は麦を食え」の再来
「貧乏人は麦を食え」という言葉は、1950年に池田勇人大蔵大臣(当時)が言った言葉として有名ですが、直接そういう言い回しだったわけではありません。
言ったのは「所得の少ない人は麦を多く食う、所得の多い人は米を食うというような、経済の原則に沿ったほうへ持っていきたい」であって、これを意訳した「貧乏人は麦を食え」が広まったと。
当時も米価が高騰していたそうで、経済の原則に沿うならば、今も「貧乏人は麦を食え」になっていくのでしょうか。
野菜や果物は高く、お金がないと食生活に気を遣えないためか、「お金がない人ほど肥満が多い」とも言われます。
でも大麦を食べるようになったら健康になって良さそうです。
まぁ大麦を食べるくらいなら、うどんやパスタなどの麺類を食べるだけでしょうけどね。
私も最近はパスタやうどんを食べる回数がめちゃくちゃ増えています。