バフェットの「ハマると破滅する3つのL」
ウォーレン・バフェット氏が唱えた「ハマると破滅する3つのL」とは、「Liquor(酒)・Loan(借金)・Love(恋愛)」と。
Loveは人生において絶対に必要とまでは言わないまでも、あって悪いものではないだろうという気がします。
酒や借金のように、やらないにこしたことがないものと並べるのにはちょっと違和感があります。
でも恋愛もハマると冷静な判断ができなくなるものであり、今でも恋愛が絡んだ「ロマンス詐欺」や「ストーカー事件」は絶えないことを見れば、その通りだなとも思います。
ハマらない程度にするならいいという意味なのかな。
「ハマると人生が破滅する3つのS」
そして記事の著者がこれになぞらえて新たに提唱する「3つのS」とは、「見栄・SNS依存・被害者意識」。
うーん、言いたいことはわかりますが、バフェット氏の「3つのL」と比べるとしっくりこないかな。
特に見栄(と承認欲求)とSNSは密接に絡むものだし、「ハマると」という定義なのだからSNSにわざわざ「依存」を付けなくてもいいんじゃないかな。
被害者意識についてはハマるというよりは、そういう意識のまま大人になってしまったというものではないかと。
そもそも依存症は人生を破滅させる
そもそも「ハマる」の行き着く先には「依存症」があります。
酒や恋愛も依存症になる危険性のあるものですし、買い物依存症やギャンブル依存症から借金に走る人も珍しくはありません。
何事にも依存症になるほどハマってしまうと、人生の破滅へまっしぐら…が現実です。
もちろんハマる程度によるので、ほどほどであれば人生が破滅するほどではないでしょう。
違法な薬物・ギャンブルについては、違法であるということが大きなハードルとして機能します。
しかし酒や恋愛、SNSについてはそのようなハードルがないだけに気が付かないうちにハマってしまう危険性もある、ということを認識しておくのがいいですね。