老後の資金に悩まない生き方・考え方
荻原博子氏の著書『65歳からは、お金の心配をやめなさい 老後の資金に悩まない生き方・考え方』からの記事です。
老後の3大不安と言えば「お金・健康・孤独」ですが、中でもお金は現役時代から準備をしておかなければ手遅れになるぞ、と煽られがち。
それなりの貯金額を準備して老後に入ったとしても、インフレがどんどん進む中で「2000万円でも足りない」などと煽られると不安は続くものですよねぇ。
「お金の心配」を誘発する国やマスコミをバッサリ切っているようで、その点については歓迎の立場です。
若いうちからコツコツ投資をするならいいけど、老後資金が心配だからと、退職金を全額投資するとかは危険ですしね。
「あってもいいモノ」は「なくてもいいモノ」
こちらも同じ書籍からの記事ですが、無駄な出費をなくす習慣として、オプション追加を勧められてもキッパリ断る勇気を持って、ついで買いをなくすべきだとしています。
「あってもいいモノ」は「なくてもいいモノ」という考え方は、無駄な買い物だけでなく、「あったらいつか使うかも」と考えてモノを捨てられない人にも効く言葉ですね。
無駄なオプションは携帯電話の契約に多くつけがちなので、よくチェックした方がいいと思います。
65歳になったら「お金の心配」をやめられるか?
でも、65歳になったら「お金の心配」をやめられるのかと言うと、インフレだったり医療費が増えたりで尽きないだろうと感じます。
老後は「時間がある」という贅沢を満喫できればいいとは思うものの、それが暇で退屈な時間に感じる人がいるもの現実ですし。
もちろんお金の心配は少ないにこしたことはないし、その原因がメディアに煽られているだけだったらもったいないのは間違いありません。