「家計の見直し・節約」調査
・9割以上が「食料品・飲料の値上げが特に気になる」と回答
・6割以上が「特売品を活用」と回答。「特売品ですら割高に感じる」という声も
・値上げが特に気になる食料品TOP3は「米」「野菜」「卵」
・米の価格高騰に「安い店を探して購入」が最多の一方、「購入を控える」「どうしようもない」という人も。7割が「米離れが進んでいくと思う」と回答
くふう生活者総合研究所による「家計の見直し・節約」についての調査の結果です。
値上げが気になるのはやはり「食料品・飲料」。今は特に「米」がその代表になっているようです。
ちょっと前まではパンの値上げも話題になっていたのに、米の代替品として食卓への登場回数が増えたものの3位に「パン」が入っています。
それだけ米の価格の上がり方が急だということでしょうけれど…
米離れは進むだろう
また「米離れが進んでいくと思う」のは間違いないですね。
まぁ国民1人あたりの米の年間消費量は、1962年度の118.3kgをピークにずっと下がり続けて、今や半分以下ですから、今に始まった話でもないのですが。
食料安全保障という観点で言えば、米離れが進むとさらに自給率が下がって問題かもしれません。
時給しやすいサツマイモの消費量が上がるなら悪くないかも?
昔の底値を意識してしまう
値上げ対策では「特売品を活用」がトップですが、「特売品ですら割高に感じる」という意見には激しく同意。
昔、自分の頭の中やメモに留めておいた「底値」をどうしても意識してしまうものですし。
もうかつての「底値」では買えないものだと思って、更新していかないといけないのはわかっているんですが…
さらに商品の内容量が減っていたり、1個あたりのサイズが小さくなっていたりと、世知辛いですしねぇ。
みんな感じてることは同じなんだな、とよくわかる調査結果でした。