貯金2000万からのセミリタイア継続中

40代・貯金2000万円で無謀なセミリタイア生活を始めて5年以上継続中。気がつけば50代に…

「幸せの配当」もあれば「不幸の金利」もある

お金がたくさんあれば幸せになれる?

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お金がたくさんあれば幸せになれるのか。

確かに、ないよりはあったほうが幸せでしょう。人生の選択肢を増やすためには、お金はたくさんあった方がいいというのも間違いではありません。

ただし、お金は使ってこそ価値があり、幸せを得られます。考えたいのは、「幸せ」とはなにかということ。

お金はあればあるほど幸せなのか、一定額以上になると少し下がっていくのか、あるいは微増程度なのか、様々な調査結果があります。

少なくとも「お金があれば不幸は防げる」説を私は信じていて、幸せになるのは何に使うかや使うことでどう感じるか次第かと。

お金があれば選択肢が増えますが、選択に失敗したら後悔して不幸が増してしまいますよね。

「幸せの配当」は親の影響が大きい?

よく言われるのが、モノ(所有)にお金を使うよりも、経験にお金を使った方が幸せになれるということ。

経験にお金を使えば、「記憶の配当」「幸せの配当」が得られ続けるからだ、としています。

幸せの配当」という言葉は始めて目にしましたが、わかりやすい表現ですね。

若い頃の経験ほど「幸せの配当」が長く得られて幸福度が上がるのだとすると、最も効果が高いのは子どもの頃の経験でしょう。

しかしそれは自分の収入で得られるものではなく、親の収入や行動に依存します。

いわゆる「子どもの体験格差」が「幸せの配当」に大きく影響するのだとすれば、人生の幸福度にも親の影響が大きいのかも。

「不幸の金利」もある

一方、経験は決して楽しいものばかりではありません。

つらい経験を持っていると、それを思い出すたびに複雑な感情に駆られてしまうもの。

幸せの配当」の逆バージョン、「不幸の金利」がかかってしまう状態です。

不幸の金利」は不幸の記憶という負債に金利を支払い続ける状態を指します。

幸せの経験はしっかり記憶して時々思い出し、不幸の経験は記憶の奥に沈み込ませて思い出さないようにする、ができればいいんですけれど…

実際は嫌な記憶の方を思い出しがちなもので、私もふと頭によぎっては変な声上げちゃって困ってます。

幸せには「足るを知る」というメンタルと同様に、幸せの経験だけ思い出せるメンタルがあれば最強ですかね。

50代から考える お金の減らし方