ひとり時間を充実させると人生の満足度も高まる
近年、SNSやメディアで「ひとり時間」を楽しむライフスタイルやコンテンツが注目されています。パナソニック株式会社(以下、パナソニック)は、現代の「ひとり時間」の実態を明らかにするため、合計5,200人を対象とした実態調査を実施。その結果、「ひとり時間」を充実させることが、人生の満足度を高める重要な要素であることが明らかになりました。
「ひとり時間」が取れないような状況、例えば長時間労働や家事・子育て・介護などに追われる状況では人生の満足度は高まらないのも無理はありません。
ですから「ひとり時間」がしっかり取れることが人生の満足度を高める最低条件になるのでしょう。
その上で家族と同居している人も一人暮らしの人も「癒やされたい」と回答している人が多いので、メリハリをつけるリラックスタイムというイメージかな。
「ひとり時間」は長いほどいい?
平日のひとり時間に費やしている時間別の満足度の調査では、1時間未満の人の満足度の低さがはっきり見て取れます。
「満足している」が最も高いのはひとり時間が9時間以上と回答した集団ですが、これをもって「ひとり時間は長ければ長いほどいい」というのも違うはず。
長いひとり時間をとっても楽しめる人の集団であって、そういう人は長くても楽しめるというだけではないかと。
(独り身で)FIRE・早期リタイアしたとしても、暇を持て余すことなく楽しく過ごせるタイプの人たちでしょうね。
ひとり時間を充実させる術を身につけておくべき
早期リタイア・定年退職に限らず、リタイア後の生活を考えたなら、ひとり時間を充実させる術を身につけておいた方がいいのだろう、と調査からも感じます。
リタイア後は必然的にひとり時間が増えますからね。
長過ぎるひとり時間は持て余すので、働いたり誰かと会ったり家族と過ごしたりの時間に費やすのも選択肢になります。
でも現役時代よりもひとり時間は増えるものとして、どう充実させるかを考えておいた方が良いかと。