「アクティブシニア円定期」が人気
auじぶん銀行が募集を開始した55歳以上・100万円からの5年もの定期預金「アクティブシニア円定期」が人気になっているそうです。
金利が年1.05%ですから、人気になるのも頷けます。
5年ものではオリックス銀行が新規顧客限定で1.30%を出しているようですが、1%を超える水準は他にはほぼないようですし。
新窓販国債の5年債では、4月発売の第178回債が表面利率1.0%・応募者利率0.875%ですから、こちらに流れるのも必然かと。
タイミングが良かった?
記事では「トランプショックも追い風」となっていますが、タイミング的に影響はあったのでしょうね。
むしろ高齢者限定の「プラチナNISA」を今提言したのはタイミングが悪すぎた。
内容的にも銀行・証券会社から「売りたい商品を売れるようにしてくれ」と言われたかのように見えますし。
高齢者がリスク資産の比率を高くするのはよくないし、かといって長期投資にも向いていないので、やはりリスクをとらない方がいいとなりますかね。
それよりNISAで国債買えるようにして欲しい
それよりも、高齢者限定のNISAを新設するならば、個人向け国債・新窓販国債を買えるようにした方が喜ばれるのでは?
大事な老後資産を「減らしたくない」「損をしたくない」という気持ちが強い中で、少しでも金利があればと思っている人は多いはず。
それによってどれくらいの税収減になるかわかりませんが、国債が安定的に買われるのは政府にとって悪くないことかと。