6月の食品値上げが記録的
「令和の米騒動」とも呼ばれる米価の高騰が連日ニュースを賑わせている。米だけではなく、食品全般で値上げの動きが広がっている実感がある人もいることだろう。実態を探るとともに、値上げの要因についても深堀していく。
ニュース番組では連日「令和の米騒動」ばかり取り上げていて、コメの価格に注目が集まっています。
しかし6月の飲食料品の値上げは1932品目、平均値上げ率は14%と記録的な水準ということを見逃してはいけませんね。
パックご飯や冷凍食品など、コメを使った加工食品が値上がりするのはしょうがないと思いますが、それだけならここまの品目にはならないはずです。
値上げの理由としては「人件費」が増えているので、労働者の給与が増えて好循環になるなら良いことですが…
一部で「ステルス値下げ」の動き
値上げラッシュが止まらない一方、内容量を減らす「ステルス値上げ」ならぬ、増量による「ステルス値下げ」の動きも見られます。
セブン-イレブンが「人気商品増量祭」を、ローソンは「盛りすぎチャレンジ」をやるなど、逆張りの動きは注目を集めていいのでしょうね。
そういう意味では、最も注目を集めているのが備蓄米というのが、ある意味激安価格商品なわけですが。
節約志向を強めるリスク
元記事の関連記事では、消費者の節約志向を強めるリスクを指摘しています。
コメにお金がかかる分、節約志向で他の食品で抑えようとすれば売れなくなる商品・逆に売れる商品が出てきそう。
年金暮らしの高齢者は、節約志向を強めざるを得ませんしねぇ…
私もどこかを節約するのか、健康のことを考えてもう受け入れてしまうのか、悩ましいところです。