40歳のキャリア実態と「なりたい自分」意識調査2025
ヒューマンホールディングス株式会社が1985年生まれの40代の男女1000名を対象に行った「40歳のキャリア実態と『なりたい自分』意識調査2025」の結果です。
企業や組織・団体に勤務している人を対象にしていて専業主婦は入ってないためか、未婚者の比率が4割超と、日本全体の40歳より高めです。
FIRE・早期リタイア志向は15~20%?
「何歳まで働きたいと思いますか」という質問に対し、50歳まで(41~45歳までと46~50歳までの合計)と回答した人は14.1%、55歳までを合わせると18.6%ですね。
40歳の人でFIRE・早期リタイア志向を持っているのは15~20%くらいと言えるでしょうか。
現在の貯蓄額で、2000万円以上と回答した人は10.8%いて、ここからさらに増やしていけばFIRE・早期リタイアが視野に入る人や今すぐにできる人は結構いると。
ただ、全体としては「20代のときに想定していた40歳時点の貯蓄額」とのギャップは大きいようで。
人生、思い描いていた通りにはいかないものですね。
「動けるうちはずっと働く」は23.6%
一方、「動けるうちはずっと働く」と回答した人は23.6%となっており、早く働くのを辞めたいFIRE・早期リタイア志向の人と、できるだけ働きたい人と、分かれていってる印象です。
61~65歳の就業率は50%を超えているため、この調査よりも多くの人が65歳以降も働いているのが現状です。
今の40歳の人が65歳になった時は、年金の受給開始年齢がさらに遅くなっていたり、年金額が目減りして働かざるを得ないという人が増えている可能性もあります。
人生、思い描いていた通りにいかないという覚悟は持っておいた方がいいですね。
眼の前のことで精一杯で先のことなど考える余裕がない、という人も多いでしょうけれど…