シニア層の「熱中症・熱さ対策」に関するアンケート
コスモヘルス株式会社が50代以上のシニア層を対象に行った「熱中症・熱さ対策に関するアンケート調査」の結果です。
まだ6月で梅雨明け宣言も出されてないというのに真夏のような猛暑続きで、熱中症による救急搬送が増えている中で、シニア層(特に高齢者)はどういう対策をしているのかが気になります。
「高い意識と実践状況」なのか?
「実際に行っている暑さ対策」では、上位2つが「水分をこまめにとる(90.7%)」や「エアコンを使う(80.4%)」となっています。
この結果を総評として「熱中症・暑さ対策における高い意識と実践状況」としていますが、いやちょっと待ってほしい。
これを実践していない10~20%の人が熱中症で搬送される予備軍なのではないかと。
北海道や標高が高いエリアなど、実践しなくてもいいエリアに済んでいる人がそう答えているだけならいいんですが…
「夏場の冷房使用状況」についても、使わない・限定的にしか使わない人がどういう理由でそうなっているのかにもよりますね。
「昔は平気だった」などという理由だったら危ないやつです。
自治体によってはエアコン購入補助金がある
古いエアコンを使っているとかで電気代がかかるため使わないという理由であれば、新しい省エネ性能が高いエアコンに買い換えればいいのですが、お金がないから躊躇する人も多いのかもしれません。
自治体によっては、住民税非課税世帯や生活保護世帯を対象としてエアコン購入補助金を出していますから、貰えるなら利用するのも一つの手段ですね。
毎年猛暑が厳しくなっている上に、年齢を重ねる毎に暑さに対する耐性が落ちてくるものだと思って、文明の利器に頼るのが一番いいと思います。
エアコンは機器購入費用も電気代もかかりますが、体を壊したらもっとお金がかかりますからね。