「万が一」を想定したお金戦略
今は元気に働けていても、病気や失業、住宅ローンに老後資金など、人生100年時代の昨今、「お金にまつわる危機」(お金クライシス)にいつか直面する可能性も。「おひとりさま」のいざという時に慌てない!お金戦略をFPが解説します。
病気・事故・天災などの「万が一」の事態にいつ遭遇するかはわかりませんから、それを想定して心の準備をしておくことは大切なこと。
お金の準備もしておくにこしたことはありませんが、「万が一」を想定しすぎて全くお金を使えないとか、保険に入りすぎるのはもったいなく感じます。
記事では働けなくなった時のために「就業不能保険への加入を検討」としていますが、サラリーマンなら「傷病手当金」(支給期間は最長1年6ヶ月)があるので、それでは足りないのかどうかを考えるのが先ですね。
「貯めたお金が使えない」でももったいないですが、保険を払いすぎるのはもっともったいないです。
もちろん必要な範囲の保険はかけておくべきですけどね。
2025年7月5日に巨大地震が?
一方、「2025年7月5日に巨大地震が起きる!」という噂がSNSで広がっています。
発端は日本のマンガの中で描かれたものですが、香港の風水師が日本への渡航を控えるよう呼びかけたため香港からの訪日客が激減しています。
ちなみに、地震が起きる場所は日本とフィリピンの間なので、香港にも相当の津波が押し寄せそうな場所なんですけれど…
地震はいつどこで起きるかわからないから、常に備えておくことが重要ではあるものの、過度に恐れていたら何もできなくなってしまいますね。
それよりも「明日死ぬかも」という万が一を想定して、少しでも後悔のないように生きる心構えを大切にしたいです。