三井住友DSアセットマネジメントの「新NISA白書」
三井住友DSアセットマネジメントが新NISA利用者約5,500人を対象に行ったアンケート調査の結果です。
回答者の性別は男性が約7割・女性が約3割の構成で、年代別では男性60代以上が約1700人で全体の3分の1近くを占めてますね。
60代以上が人口的に多いのと、お金を持っている世代でもあるから当然の比率ではあります。
新NISAに対する満足度「普通」ってなんだ?
新NISAに対する満足度については、「満足」「やや満足」合わせて半数以上となっていますが、最も多い回答は「普通」の41%となっています。
満足と不満のどちらでもない、という中間の選択肢だったのだと思いますが、「普通」って選択肢はどうなんだろう?
他に比べるものがあるならわかるのですが、新NISAから投資を開始した人もいる中で選択肢の名称に「普通」はちょっとね。
日本人は「普通」が好きなのはわからないでもないですが…
昨年8月の相場急落後どう動いたのか?
最も注目したのは、2024年8月5日の相場急落後の投資行動に関する質問です。
急落時・急落後ともに3000人以上(約6割)が「静観した」とのことで、長期投資でじっくり構えていた人の方が多かったようですね。
ただ「売却した」回答した人も一定数いるし、中には「売却し、口座も解約した」(撤退)という人もいたようで。
逆に追加投資をする人もいる中で、もしもこれから新NISAを始めようと考えている人は、自分だったらどういう行動をするかを考えてみるのがいいかもしれません。
現状では相場がほぼ元に戻ってはいますが、急落で一時的にマイナスになるケースはあり得るという事例でしたから。
メンタル的にヤバかったら、全部売って解約して完全に離れるのもありですね。