「なくなる物欲、高まる物欲」
一般的に30代から物欲は消えると言われる。確かにこれは部分的に正しいし、多くの人に共感が得られる話ではないだろうか。その一方、逆に若い頃より高まる物欲もあると思っている。
「30代から物欲は消える」が一般的かというと、そこまでとは思いませんが、年齢を重ねると薄れていくというのはあると思います。
その中には諦めるケースもあれば、少しかじって「もういいや」になるケースもあるかと。
若い頃はあれも欲しい・これも欲しいが多々あっても、徐々に選択と集中をしていくと考えると、それが「高まる物欲」かもしれません。
特定の分野のコレクターになる人がこのタイプ。
ただ全体的に言わんとすることには同意できます。
「憧れの〇〇」への欲求は消えない
かつて「いつかはクラウン」という言葉があったように、自分の収入やステータスに合わせて高いモノを手にしたい欲求は、消えない欲求の一つではないかと。
クルマでも時計でも、あるいは記事にあるような仕事道具でも、グレード・価格はピンキリで用意されています。
今使っているものより高いモノ・良いものを手にするのは自己満足が得られます。
それを買うことを仕事のモチベーションにし、さらに次へのモチベーションになるのであれば好循環かも。
物欲が消えて投資欲に
ただ自分の30代の頃を振り返ってみると、ちょうどフリーランスになって仕事が不安定で収入が減ったため、物欲は消えた半分諦めた半分でした。
一方、仕事上で必要だからという理由でどこでも作業ができるノートPCを買ったりして、物欲からではないものの道具にお金を使っていました。
そういう意味ではこの記事の通りだったし、それで物欲が満たされていた面もありました。
その後は貯金・投資欲の方にいってしまって、さらには「憧れのセミリタイア生活」へとシフトした結果が今かな?
30代どころか20代から物欲がなく、「憧れのFIRE」に向けて邁進する人もいるのですから、物欲も人それぞれだと思います。
