「人生お金を使わないと意味ないよ」
30歳で貯金1000万円を貯めたということは、20代は年100万円くらいを貯金に回してきたということでしょうか?
投資に成功している可能性もありますが、実家暮らしとは言えかなりストイックにやってそうな金額ですね。
親もこれといった趣味もない様子を同居で見ていれば、自分の若い頃と比較してもう少しお金を使って楽しめばいいのに、と言いたくなるのは当然かな。
当人にとっては「貯金が趣味」になっていたなら、大きなお世話かもしれません。
ただ「将来の不安」からの行動なら、「明日死ぬかもしれんぞ!」と言うべきではないかと。
「若者の〇〇離れ」は「お金の若者離れ」
「若者のクルマ離れ」「若者のギャンブル離れ」といった、かつて多くの人(男性)が通った趣味・嗜好をしなくなった若者に対し、そういったものを嗜まないのは「つまらない人間」だとするのは時代錯誤でしかありません。
これにはしたくてもできない「お金の若者離れ」という現実もあります。
だからお金があるなら何か楽しみに使ってもいいだろう、と言いたくなる気持ちはわからんでもないです。
実際、趣味や推しには惜しみなくお金を注ぎ込むという若者はいますから。
実はお金がかからない趣味を持っていて、親が見てないところでそれをしっかり楽しんでいるのであれば本当に余計なお世話です。
「結婚しろ」とは言わないのだろうか?
それより、同居の親なら「お金を使って楽しめ」よりも、「早く結婚しろ」と言う方が先じゃないのかな?
しっかり働いてそれなりの収入があるからこそ1000万円を貯められているのでしょうし。
貯金できるしっかりものという意味では結婚する上でプラスと考えられますが、一方で全く趣味がないと「つまらない人間」に見られるかもしれない、と親は思っているのかもしれません。
婚活してるけどそれが理由で相手が見つからない、という現実でもあるならわかる話です。そうでないなら余計なお世話感が。
まったくそういう話ではなく、ただ「人生お金を使わないと意味ない」と言いたいためのエピソードなのかな…
