令和6年の簡易生命表発表
7月25日、厚生労働省が令和6年簡易生命表を公表しました。
平均寿命(0歳の平均余命)は男性が前年より横ばいで81.09歳、女性がわずかにマイナスの87.13歳です。

65歳時点の平均余命は、男性が0.06歳マイナスの19.52歳、女性は横ばいの24.38歳となっています。
縮んだ原因は不明
新型コロナが大流行した2020年は各国で平均寿命の低下が見られました。落ち着いた現在は影響が少なくなったと見られます。
「平均寿命の前年との差に対する死因別寄与年数」を見ると、「その他」が大きく影響しているため、何が縮んだ要因なのかはわかりません。
昨年発表された今世紀中に「人生100年時代は来ない」との研究の通り、平均寿命の延びの鈍化が出ているようです。
「資産余命」じゃないの?
一方、注目されている「資産寿命」という考え方ですが、平均寿命が0歳の平均余命を表していて、シニアにとっては平均余命が指標となるというのであれば、「資産寿命」ではなく「資産余命」じゃないのかと。
「老後2000万円問題」は、65歳から30年間赤字が続く前提での試算ですから、65歳時点の「資産余命」の考え方です。
「余命」については、医者から受ける「余命宣告」などイメージ的によくないのかもしれませんね。
FPに相談したら「あなたの資産余命は◯年です」と言われるのは確かに嫌ですね。
資産余命は運用したら延びるかもしれませんが、運用失敗したら逆に縮むリスクがあることを忘れてはなりません。
逆に支出を減らせば延ばすことができますし、自分でコントロールできるのが本来の余命とは違うところです。
