老後マネーの使い方
老後資産2000万円ないと老後破綻(破産)するかもしれないぞ、と煽られている一方で、お金は墓場に持っていけないから使わないともったないぞ、という声も出てきてどっちやねん、と感じる昨今ですが…
「貯金が減っていく状態はとにかく避けろ」vs「使い切って死ぬ」の二択は両極端だと思いますけどねぇ。
「後悔せず使い切る」ではなく「後悔しない程度に使う」でいいんじゃないかと。
人間は貯めたものを手放したがらない
後編の記事では、人間は貯めたものを手放したがらないという「保有効果(エンダウメント効果)」があるため、お金を使えなくなるとしています。
自分の所有物を実際の価値よりも高く見積もったり高く評価をする、認知バイアスの一種です。
長く保有するほど手放したくなるそうで、これには愛着が湧くのもあるのでしょう。
モノを捨てられない人は保有効果が強く働いているのかもしれません。
お金も同じことで、苦労して手に入れたものほど手放したくないものです。泡銭はぱーっと使えるのはこの効果の逆でしょうか。
保有効果を考えると使い切るのは無理
この「保有効果」を考えると、「資産を使い切ってゼロで死ぬ」は困難ですね。
所有しているお金を実際の価値よりも高く見積もっているのであれば、使う度に損をしている感覚になりますからねぇ。
それなら使わないまま死んでいくのもありなのかな、と思ってしまいます。
私はほどほどに使った方がいい派ですし、「お金は使ってナンボ」とも思いますが、所有するモノにしろお金にしろ、価値の評価は人それぞれですからね。
本当は使いたいけれど漠然とした不安だけで使えないという人は、記事のように「後悔のない最期のため」積極的に使った方が幸せな老後になるでしょう。
