1年後・5年後の物価はどうなる?
日銀の「生活意識に関するアンケート調査』の最新102回調査(2025年6月調査)を基にした記事です。
「(1年前と比べて)現在の物価に対する実感」は、「かなり上がった」と「少し上がった」の合計が96.1%と。
これもう合計して論じるのは意味ないでしょう。
「かなり上がった」と「少し上がった」の比率の変化を見るべきで、「かなり上がった」の比率が2024年12月からかなり高くなっているのがわかります。
そりゃ「暮らし向き」の質問で「ゆとりがなくなってきた(61.0%)」と回答する人も増えるわけで。
コメの上昇率100%がでかい
今年6月の消費者物価指数は3.3%の上昇で、3%台の上昇が続いていますから、「かなり上がった」を感じる人が多いのも当然のこと。
前年比で最も影響が大きいのはコメの価格で100.2%の上昇。
出回り始めた新米の価格も高値のままですが、1年後に今時点と比べた物価は、という意味ではコメの価格はほぼ横ばいになるため消費者物価指数的には少し下がりそう。
それでも人件費上昇による値上げは続いているため、大きくは下がらないかな?
「少し上がった」が大半になればいい
「今後1年間、商品やサービスを選ぶ際に特に重視すること」との質問で最も多いのは「価格が安い」なので、またデフレに戻ってもおかしくない状況かもしれません。
アメリカが利下げして円高になれば、値下げが出てくる可能性はありますし。
物価上昇率が低いレベルで安定して、物価は「少し上がった」と回答する人が増え、暮らし向きは「ゆとりがなくなってきた」と回答する人が減ってくればいいんでしょうかね。
それが簡単にいかないから、各国の中央銀行が気を遣って政策金利を決めてるわけですけど…
