「シニア世代=貧困」という刷り込み
ワイドショーなどで「物価高で苦しむ年金生活者」などの視点でのレポートがよく見られるため、「シニア世代(高齢者)=貧困」というイメージが実際よりも強くなっていることは否めません。
もちろん一定数の人が苦しい生活を送っているのは事実なのですが、逆に裕福な生活をしている高齢者もいて、平均はそれぞれを合わせた数字です。
メディアは不安を煽る方が中心になり、「年金の勝ち組」を取り上げることは少ないので、苦しいイメージが強くなりがち。
「利用可能性ヒューリスティック」に注意
ニュースで凶悪犯罪の報道が続くと「最近凶悪犯罪が増えている」といった認識を持ってしまう人がいます。
実際は統計的に見ると減っていても、センセーショナルな報道に引っ張られてしまう。
これは「利用可能性ヒューリスティック」という、思い浮かびやすく簡単に思いつく情報を使用する傾向です。
犯罪や災害などのリスクについては多少過大評価するくらいでいいと思いますが、自分の人生設計に関わることは、しっかり情報を集めて熟慮の上で判断すべきかと。
不安を煽る情報は目立つ
「高齢者を狙った投資詐欺」をメディアが伝えることで騙されないようになるならいいですが、貧困リスクを煽ることで「投資しなきゃ」と投資詐欺に騙されてしまっては本末転倒。
大手やSNSに限らずメディアの情報は不安を煽るものが多いし、SNSではおすすめでどんどん偏った情報を摂取しがち。
さらに広告も不安を煽るものが多いんですよねぇ。今のネット広告は特に。
それが自分の意思決定に影響を及ぼしているという認識は持っておくべきですね。
