「積立投資」vs「節約」
「NISAで月1万円の積立投資」と「月1万円の節約」って較べるもの???
積立投資をするための種銭は、「月1万円の収入増」か「月1万円の節約」のどちらかがいいか、という比較ならわかるのですが。
仮に労力が同じであれば、税金・社会保険料がかからない節約の方がいい、という意見がありますね。
「月1万円の手取り収入増」のためには、税と社会保険料の分を余計に稼がないといけませんから。
「投資vs節約」ではなく「投資+節約」
記事の結論としては「投資vs節約ではなく投資+節約」だとしているので、タイトルは言わば釣り。
節約してできた余剰資金を投資に回せばいいだけのこと。
一方、年利4%で単調に増えていくというイメージで見せるのは良くない。
これについては金融庁もやっているので、「政府公認」になっているのかもしれませんが…
一方、『はじめてみよう!NISA早わかりガイドブック(pdf)』では、5年間での元本割れリスクを示していることを紹介しています。

投資期間5年の元本割れ出現頻度は15%くらいですかね。
想定利率以下の可能性という意味ではもう少し高くなります。
一方、投資期間20年では元本割れの出現頻度がゼロになっているので、長期投資のリスクの低さがよくわかります。投資対象にもよりますが。
できれば、10年・15年のデータも載せてもらいたいところ。
投資開始から5年くらいはマイナスの覚悟が必要
NISAの啓蒙にあたっては、一定の年利で単調に増えていくイメージばかりを強調しすぎず、短期~中期ではマイナスになるリスクがあることをしっかり伝えるべきです。
積立投資期間5年くらいのうちに元本割れを経験する可能性は十分あり、でもそれを乗り越えればまたプラスになる可能性は高い。
それを乗り越えられるメンタルが必要だとわかった上で投資しないと。
まぁ実際はマイナスを体験してみないと、自分がどんなメンタルになるのかわからないものですけどね…
