買った翌日に値下がりしていたら
1000円の商品が500円になっていたから買ったら、翌日300円に値下げしていた…
ここまでの値下げはともかくとして、ITガジェット・PCパーツの世界では新製品が出るスパンが短いことや為替の影響もあるため価格の変動が激しく、「買った直後は価格チェックするな」と言われたものです。
最近は値上がりする方が増えたので、チェックしたら得した気分になるかもですが。
なので買った後で値下がりしたのを知ると、「買い時をミスった」と感じてモヤッとはしますねぇ。
購買の動機は「不安」へ
消費者が「欲しいもの」を作るよりも「欲しがらせる」というのは、自分たちで流行を作ろうとする広告代理店の力が増した影響ですかね。
さらに欲しがらせるために「不安」を煽るやり方も広がっていったと感じます。
「不安産業」「コンプレックス産業」と言われる分野の広告はSNSで嫌というほど見させられますし。
日本人に対しては「みんな持ってる(使ってる)」が効果的なので「まだ持って(やって)ないの?」のような煽りだったり。
最近では「推し活」を広めようとする広告代理店の動きはまさにこれ。
「老後資産2000万円」の煽りによって金融商品を売ろうという動きもその通りですねぇ。
「自分だけの価値のモノサシ」を持つ
そんな時代だからこそ、「いくらで買ったか」ではなく買ったもので得られる価値・満足感を大切にすべきである、と。
「自分だけの価値のモノサシ」を持つべきだというのは、私が言ってきた「自分軸を持つ」と同じ意味で同意します。
他人がその価値をどう評価しようが、自分にとって価値・満足感があるならそれでいいんで。
お金をかけずに満足感を得られるものを見つけられたなら、その価値はまさにプライスレスでありコスパは無限大。
そこに至るまでには、買物での失敗経験や損したと感じる経験が必要かもしれませんけどね。
