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シニア層が投資で気にするのは「元本割れ」と「長期拘束」

投資・資産運用に関する意識調査

prtimes.jp

株式会社オースタンスによる、投資・資産運用に関して、若年層(20〜40代前半)とシニア・中高年層(40代後半以上)を分けて集計した意識調査の結果です。

シニア・中高年層の半数以上が投資をしているという結果ですが、インターネット調査ということを考えると、40代後半以上と言っても65歳以下の人が中心かな?

投資行動について、「意思決定のきっかけ」は若年層がSNSや友人などであるのに対し、シニア層はFPなど専門家となっていて、対照的ですね。

シニア層が気にするのは「元本割れ」と「長期拘束」

そしてシニア層の「意思決定の障壁」では、「元本割れリスク」と「長期拘束リスク」を気にしていると。

もしも評価額がマイナス(元本割れ)になった時、プラスになるまで塩漬け待てばいいと思えないのがシニア層ですからね。

長期・分散投資なら高い確率で利益を得られる、と言われても、そこまで待てる(生きていられる)保障がないわけで。

シニア層が失敗したくないのは当たり前

行動障壁の「今さら、失敗したくない」は年齢的に取り返しがつかなくなるため、当然のことですね。

若年層なら失敗しても、また働いて稼いで再チャレンジすればいいと思えるでしょうけれど、シニア層はそうもいきませんから。

シニア層の投資の障壁については、当然の結果が出たという感じでしょうか。

だからこれを見るべきはシニア層ではなく、若年層の方。早くから投資しておいた方がいいと思えるのではないかと。

若年層の「意思決定の障壁」では「最初の一歩が重い」という結果が出ているので、やはりそこがネックになりますかね。

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