人生を豊かにするお金の使い方
お金に恵まれる人と苦労する人とでは何が違うのか。伊勢丹や鈴屋で海外事業などの立ち上げに関わった経験がある中野善壽さんは「お金に好かれるにはお金の使い方一つひとつに自分の意志を反映することが大切。意志のないままお金を使うことは危険」という――。
お金の使い方で幸福度が変わると考えていますから、「お金の使い方一つひとつに意志を持つ」というのはよくわかります。
特にお金を使う時の話ならわかるんですが、貯める・投資する時にあまりに時間と手間をかけるのはもったいない。
だから「とりあえずNISAでほったらかし投資」が広がっているのではないかと。
投資を趣味として楽しめる人ならそれが楽しい時間になるでしょうけど、そうでない人にはその時間と労力を楽しむ時間に費やした方が幸せになれます。
世の中には「お金のことを考えずに生きる(お金で苦労せずに生きる)」ことを幸せだと感じる人もるわけで。
「みんながやっているから」で流されるのはよくないですが、投資については考えすぎると始めるのに踏ん切りがつけられない人も多いでしょうし。
現金を機械に投入する時代
またキャッシュレスは「人間同士の接点を減少させている」と、非常に情緒的な話で批判をしています。
いわゆる人間が機械に置き換わることに対する「血が通ってない」批判ですかね。
しかしながら、スーパーなどではセルフ・セミセルフレジが増えて現金であっても機械に投入する時代です。
流石に銀行はATMではなく窓口で引き出さないとダメ、とかまでは言わないのでしょうし。
他人のことを否定してると幸せに見えない
「お金の使い方に自分の意志を反映する」のは大切だと思うし、それを自分のポリシーとするのはいいこと。
しかし、それを訴えるために他人の行動を否定するのは、幸せな人生を送れてないから・幸せだと認められてないからではないか、と疑ってしまいます。
経営者として成功している人なのだから、幸せなのだと思いますけど、老害感が出ていて残念な内容でしたね。
