上場企業が黒字リストラ
2025年1-9月における上場企業の早期・希望退職募集の状況は、昨年同期比よりは減少しているものの、6割が黒字企業。
輸出メインの製造業などを中心に、早めに手を打っているからでしょうか。
日産自動車についてはこれからどういう発表があるかわかりませんね。
退職金が多めの早期退職は得か?
そこで気になったのが、こちらの「退職金が多めの早期退職は得か」について解説した記事です。
FIRE・早期リタイアを目論んでいた人なら、上乗せ退職金がもらえる早期退職募集はまさに「渡りに船」ってやつですから間違いなく得です。
自己都合退職の場合に退職金が割り引かれるなら二重にお得、失業保険も会社都合退職になるから三重かも。
そういう人の話ではなく、年金もらう時期まで働き続ける大半の人に向けた話なので、辞めてすぐに同じレベルの給料の仕事に就かない限りは金銭的には損。
大手メーカーのように、65歳まで働ける環境が整っているなら大きな差になるかな。
上乗せ退職金の損得計算には税金もしっかり入れないといけないし、将来の年金まで含めるとさらに複雑にはなりますが。
ストレスの少ないほうを選ぶ
やりたいこと・新しく始めたいことがあるかどうか、そして「ストレスの少ないほうを選びましょう」という結論です。
元々定年後にやりたいことがあった人にとっても「渡りに船」になりますし。
「迷った時は楽しい方を選ぶ」という考え方、私は好きです。
FIRE・早期リタイアだって、もっと資産を増やしてからの方がいいのでは、というお金のストレスと、仕事を続けるストレスとの比較で、ストレスの少ないほうを選べばいいわけで。
早期リタイア後、社会とのつながりがなく孤独だとか、別のストレスに苛まれる可能性は否定できませんが…
