貯金2000万からのセミリタイア継続中

40代・貯金2000万円で無謀なセミリタイア生活を始めて5年以上継続中。気がつけば50代に…

「貧しくなる勇気」を持てば楽になるかもしれない

「できること」「できないこと」を区別する

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実は、自分が「できること」と「できないこと」を区別してみると、悩みが一気にシンプルになり、解決法が見つかるものです。やみくもに節約や投資に着手する前に、この“線引き”をしておけば、ストレスなくお金を貯めていく第一歩になるでしょう。

自分が「できること」と「できないこと」を区別する、というのはアドラーの「課題の分離」と同じ考え方ですね。

自分の課題と他者の課題を区別し、他者の課題はコントロールできないのだから、コントロールできる自分の課題に集中すればいい、という考え方。

自分がコントロールできないことに悩みすぎるのはもったいないことです。

身に降りかかってくるから…

お金の話で「できること」は、自分の収入を増やす、支出を減らす、その差額分をしっかり貯める・増やすになりますね。

そして「できないこと」の物価上昇や景気、そして怪我・病気・災害といったものに対しては備えることだと。

それはその通りなんですが、自分に降りかかってくる課題に「じゃぁどれだけ備えればいいのよ?」というのが多くの人の悩み。

老後資金問題がまさにこれで、2000万円必要だとか物価上昇で4000万円になるだとか、どこまで備えれば安心できるかがわからず不安なってしまう。

できること」に集中するしかないのですが、支出の減らしすぎはストレスになりますしねぇ…

「貧しくなる勇気」を持てば楽?

それほどお金のことで悩むのであれば、アドラー風に「貧しくなる勇気」を持った方が楽になるかもしれません。

嫌われる勇気」も、「人にどう思われるか」を恐れず自分らしく生きるというもの。

老後資金2000万円問題だって、(平均的な)他人と同じ生活レベルをするならという前提の話ですから、「人にどう思われるか」を意識しています。

自分にできることはできるだけやるべきだし、それによって老後を含めた備えをしておくべきではあります。

ただそれは「人にどう思われるか」ではなく、「自分がどうありたいか」で考えるべきだということ。

悩みが消える「勇気」の心理学 アドラー超入門