「月10万円×年率5.1%」投資すれば
22歳から積立投資を始めて1億円貯めてFIRE(早期退職)したい…
FIREムーブメントが世間一般に知られるようになり、新卒で入社したばかりの22歳の人の中には、こう考える人は一定数いそうです。
月10万円の積立投資の場合、年利5.1%で回れば33年で1億円に到達ができるという計算です。
NISAなら非課税で1億円?
NISAであれば、税金が一切かからず丸々1億円が自分の手に…
かのように読めてしまう記事ですが、そうはいきません。
(新)NISAの投資元本は1800万円までですから、NISAで月10万円の積立投資を33年間を続けることは不可能です。
NISA口座で月10万円の積立投資を15年間した後は、特定口座で18年間すれば税引前の評価額で1億円達成、となります。
その点については言及が欲しかったですね。
それでも我々の若い頃と較べると、投資しやすい環境で羨ましい限りです。
「億り人」の定義は資産評価額でいい?
「億り人」とは資産運用で1億円以上の金融資産を築いた人を指しますが、税金を考慮するのかどうか、厳密な定義について私は理解しておりません。
年収では主に税引前の金額で語られますし、「億り人」も資産評価額でいいんじゃないでしょうかね。
それなら全てNISAで税引き後も1億円でなくても「億り人」として早期退職してもいいんじゃないかと。
もちろん、早期退職後の生活設計においては税金も考慮に入れておく必要はありますけれど。
暗号資産の売却では、1億円の利益を得たとしても税金で4割以上が持っていかれて大変らしいですね…
個人的には、今後も1~2%のインフレが進むと想定すると、33年後の億り人は今の億り人ほどの価値がない存在になっているのではないかと。
億り人にはなれたけど、その時の支出額から考えると早期退職はできない…になるかもしれません。
絶対額ではなく、FIREの「年間生活費の25倍」という基準をベースに考えるべきでしょうね。
