「問題に立ち向かうのではなく理想を下げる」
元気のない歴50年のヨシタケシンスケさんが、あえてお悩み相談に挑戦! アシスタントのアラーナちゃんと一緒に「元気のない人の考え方」で数々のお悩みに答えます。「うまくいくんじゃないか」と思っていると、しょんぼりが大きくなる。だから「うまくいくはずだ」という前提をまず疑う。
絵本作家のヨシタケシンスケ氏が月刊MOEで連載しているお悩み相談のコーナーをまとめた書籍『お悩み相談 そんなこともアラーナ』、本屋で気になってしまいました。
理想に向かって頑張れる「元気のある人」ではなく、「元気のない人」の考え方でお悩みに答えているそうです。
「問題に立ち向かうのではなく理想を下げる」「美しい逃げ方」「楽しいあきらめ方」といったワードが気に入りました。
「うまくいくはずだ」という前提をまず疑う
「うまくいくはずだ」や「こうあるべき」といった考えに縛られると、その通りにならなかった時に苦しみます。
「うまくいかなくて当たり前」「これでいいや」と思えると気が楽になるし、それで生きていけるなら問題ない。
うまくいくように頑張れる「元気のある人」には必要のない話であり、「万人向けではない」という言い訳をしていると。
ただ世の中にはうまくいかない人や頑張れる元気のない人もたくさんいるわけで、悩んでいる人はそういう人が多いのだから、実は需要が高かったのかも。
理想を下げつつ逃げて今がある
私は早期リタイアする上で理想の資産よりも少ないけれど、早く逃げたいために理想を下げてセミリタイアしたような人間ですから、まさに刺さりました。
「こうあるべき」には縛られず、「これでいいや」で過ごしてきました。
今のセミリタイア生活は「あっという間の毎日」ですが、充実していたと思える日はほとんどなかったです。
それを後悔はしていないということは、いい考え方で生きているのかな?
そんな自分を肯定してくれるお悩み相談だから、「元気のない人」達から支持されているのでしょうね。
