「働かない才能」があると思って早期リタイアしたら
「1億円あればもう働かなくていい」。FIREという言葉が一般層にも浸透し、SNSでは「資産〇〇万円で会社を辞めました」という輝かしい投稿も目にするようになりました。しかし、その裏側にはあまり語られない“現実”があります。
FIRE・早期リタイアでは、仕事をしない生活が暇すぎたり孤独に耐えられなくなって「FIRE卒業」となるケースも聞きます。
早期リタイアには「働かないで生きる才能」が必要となるわけですが、自分はそれがあると思って早期リタイアしたら、不摂生で身体を壊したからまた働き始めた、という話です。
なくはない話だと思いつつ、ちょっと極端なので作り話感も強いですねぇ。
結局「働かない才能」はなかった?
「早期リタイアしたって暇を持て余すだけ」というのは、「働かない才能」がない人の考え方。
記事の男性もこの点は自覚していたのかもしれません。しかし「働かない才能」はそれだけじゃないということ。
生活リスムの乱れにしろ、一日中酒を飲んで寝落ちるにしろ、自分の身体を考えながら続けていくのもまた「働かない才能」です。
そもそもサラリーマン生活でずっと同じ生活リズムを続けてきた人にとって、急激な生活リズムの変化で身体に不調をきたしてもおかしくはありません。
流石に、一日中酒を飲む生活を続けているのはアルコール依存症まっしぐらという感じですが。
結局は「働かない才能」がなかったという話だったかと。
無職になってみないとわからない
ただ、「働かない才能」は無職になってみないとわかりません。
仮に定年退職していたとしても、その後は職に就かなければ同じことになっていた可能性が高い。
むしろそんなに酒が好きなんだったら、働いている時も夜に深酒して健康診断でひっかかりそうなもんですが。
親と同居だったからブレーキがかかっていたのか?
これは独身男性が長生きできない理由の一つでしょうし、そういう人がFIRE・早期リタイアしたらさらに寿命を縮めるリスクがあると。
仕事のストレスを酒で発散していただけなら、逆に健康的になるんでしょうけどね。
いずれにせよ、無職の経験を持たない人が「働かない才能」を過信するのは禁物です。
