老後の2大資産の厳しい現実
老後生活を支えるはずの、2つの大きな柱「年金」と「退職金」。年金はねんきん定期便に書かれた“見込額”を、退職金は“会社の制度”を、それぞれ信じて「老後は安泰だ」と考えてはいないでしょうか。しかし、その「年金見込額」は今後の収入減で目減りするリスクがあり、さらに「退職金」の平均支給額はこの26年で1,000万円も激減しています。
老後生活を支える2大資産である「年金」と「退職金」について、自分が貰える見込みの金額をしっかり把握しておきましょう、という記事です。
若い人はこの先自分がどういう働き方をするのかわからないし、そもそも制度がどう変わるかもわかりませんが、先が見えてくる50代ならごもっともな話です。
「見込み」を盲信してはいけない
50歳以上の人に送られるねんきん定期便には「年金見込額」が記載されますが、これは現在の加入条件が60歳まで継続すると仮定した見込額です。
役職定年や早期退職で年収や加入制度の変化(厚生年金→国民年金等)があると見込額よりも少なくなります。
ねんきんネットであれば詳細な条件を設定して将来の年金額を試算できますから、「誤算」しないよう自分で把握しろってことですね。
退職金についても同様で、会社に確認すれば退職金の制度の詳細がわかると思うので、把握しておいた方がいい。
そもそも退職金の平均は減少傾向で、退職金制度がある企業の割合は低下傾向にあるそうですが…
大手企業の早期退職募集では退職金が5000万円以上の話も聞かれましたが、そういうのは極一部ですねぇ。
今の高齢者の平均は参考程度
老後生活に必要なお金の話では、今の高齢者(高齢無職世帯)の家計の平均額で論じられがち。
しかしながら退職金の平均額が減っているなどのため、今の現役世代は今の高齢者とは違う戦略で老後を考える必要が出てきます。
そもそも平均の通りの人なんて一握りなのだから、自分の年金・退職金・資産・老後の支出などの見込みを把握してオーダーメイドで考えるものです。
退職金が少ない・ないという場合は、一時金なら退職所得控除を受けられるiDecoの活用も一つの手段です。
会社に全ておまかせできる人は少なくなり、こういった制度をうまく活用しないといけない時代ではありますね。
