日本人の不安を煽る金融機関
老後の資産形成にはどんな選択肢があるのか。確定拠出年金アナリストの大江加代さんは「金融機関は『国の年金は頼りにならない』と自社の保険や投資信託を売り込んでいるが、金利が低すぎる商品や手数料がバカ高い商品は買ってはいけない」という――。
「老後2000万円問題」「人生100年時代」などと老後資金の不安・年金不安を煽っておいて、「これで老後は安心」とばかりに自分たちの金融商品を売りつける金融機関を辛辣に批判していますねぇ。
老後不安を煽っておいて「私たちに相談してください」と言うFPも同様かもしれません。
そこで注意すべきは、名前に「年金」とついた金融商品であると。
しかしながら、記事でオススメしているiDecoは「個人型確定拠出年金」のことであるため、「年金ってついとるやないかーい」とツッコミたくなりました。
iDecoは制度の名前であって、金融商品でないからいいんですけどね。ただしiDecoで買える商品の中にも「年金」と名のつく商品はあります。
iDeco vs 個人年金保険
個人年金保険については、iDecoが登場するまでは選択肢の一つでしたし、昔は利率が高い商品もありました。(その後逆ザヤになった商品も多数)
今は掛け金全額控除になるiDecoの方が有利なので、新たに始めるならiDecoにすべきなのは間違いありません。
昔から持ってる個人年金保険があるならそれは続けた方がいい。それを解約してiDecoにすべきものではないですね。中途解約は元本割れしますし。
また受け取り時に課税対象の所得になりますから、気をつけないと得られる利益が減ってしまいます。
iDecoでは個人向け国債が買えない
さらにリスクを避けたいなら個人年金保険よりも個人向け国債が良いとしていますが、個人向け国債は利子に20.315%の税金がかかるのがデメリット。
iDecoで個人向け国債が買えれば一番いいのですが、選べないんですよねぇ。
iDecoで個人向け国債が買えるなら、ほぼリスクゼロで安定した収益が得られて安心でオススメになるでしょう。
いずれにせよ、いたずらに老後不安を煽る金融機関の言いなりになるのだけは絶対に避けた方がいいですね。
