『まんがでわかる 定年後 黄金の7法則』
年末年始は電子図書館で借りた本を何冊か読んだり、電子図書館で読める雑誌を読んだりをしています。
その中の一つが『まんがでわかる 定年後 黄金の7法則』でした。
楠木新氏の著書『定年後 50歳からの生き方、終わり方』をベースにまんが形式にした本です。
定年後の「黄金の15年」を充実させるには
60歳定年として、(男性の)平均余命が84年あるものの、実質的に身体が動くのは15年であるからその期間をいかに充実させるかを中心した話になっています。
「人生100年時代」ではなく80代でなくなる前提だし、定年後(老後)のお金の話はほとんどなくて、ちょっと意外でした。
定年後(老後)のことを語るなら、お金と健康は切っても切れないものという思い込みで読み始めたのがいけなかったのかな。
この本の出版は2018年4月(『定年後』は2017年4月)ですから、2019年6月に金融庁が「老後2000万円問題」を言い始める前のこと。
「人生100年時代」が騒がれ始めたのは2016年ですけど、老後資金の不安へと繋がったのは2019年以降ですね。
ここ6~7年くらいで老後のお金の不安が広がったことを感じました。
「貯金への呪縛」こそが人生最大の後悔を生む
とは言え、今同じ本を出すなら老後のお金の話をせざるをえないでしょう。
実際、楠木新氏は2020年に姉妹本として『定年後のお金 貯めるだけの人、上手に使って楽しめる人』を出版していますし。
「老後2000万円なんて必要ない」と言って、インフレなどでそうならなかったら恨まれますが、多めに言っておけば恨まれることはありません。
和田秀樹氏はそれを堂々と言えてるのは強いですね。年齢的に先に死ぬから気にしてない説?
「貯金への呪縛こそが人生最大の後悔を生む」という可能性は、頭の片隅においておいてもいいとは思いますけどね。
ここ6~7年で老後の不安の種が大きく変化したことを考えると、5年後・10年後にはまた違う老後の不安が頭をもたげていても不思議ではありません。
そうすると、あまり先のことばかり考えるのはもったいないという気持ちになりますね。
