不安でお金を使えない老後
大手企業の管理職として世帯年収1,500万円を誇った西村さん(仮名)は、夫婦で協力しながら徹底した倹約生活の末に、1億円の資産を築き上げました。客観的には非の打ち所がない「盤石な老後」ですが、いざリタイアすると「残高が減ることへの恐怖」に襲われ、自由にお金を使えず苦しんでいます。
不安から老後資金を使えず、「死ぬ瞬間が一番お金持ち」になりそうな高齢者の話ですが…
家の修繕などでいつ大きな支出が来るかわからない中、「残高が減ることへの恐怖」を抱えていると楽しい老後にはならないのでしょうね。
現役時代は貯蓄の残高はずっと増え続けるものだった人にとって、残高が減っていくことへの抵抗感は相当大きいものだと思いますし。
「1円でも多く貯めることが生きがい」なら
しかしながら、「1円でも多く貯めることが生きがい」と自覚しているのであれば、老後もそれでいいんじゃないのかと。
生活費は年金以下に抑える盤石な想定をしていたと言うし、年金生活でも貯金を増やせるはず。
生きがいのある老後生活って最高じゃないですか。
しかも体力が落ちてできなくなるという類ではなく、死ぬまで続けられます。
「死ぬ瞬間が一番お金持ち」が自分にとって最高のエンディングであると考えればいいんですよ。
考え方を変えるだけで生きがいのある最高の老後生活になるわけです。
「自分の生きがいは何か」で考える
結局のところ、自分の生きがいは何か、自分にとって大切なものは何か、という軸で考えればいいんですよね。
それが「貯蓄の残高」だったとしても、他人の目や世間体を気にせずそれで生きればいいじゃないか、と。
仕事が生きがいだった人はリタイア後はやることがなくなるなど、老後は生きがいを持てない人も多いわけですから。
ただ、その生きがいのすぐ側に残高が減る恐怖があるのがネックになりますが…
