広がる「NISA貧乏」にショック
3月10日の衆議院財務金融委員会において、国民民主党の田中健議員が「NISA貧乏」について質問したことが話題になっています。
片山財務大臣は日経ビジネスの記事を読んで「ショックを受けた」と語っていました。
その記事はおそらくこちらです。
本来は余裕資金でやるべき投資なのに、「NISA貧乏」になるほど支出を削ってまで投資に回す理由はやはり将来不安からだろうと。
これは国会においても指摘されている通りですね。
積み立て自体の目的化
また金融庁としては「積み立て自体の目的化」は意図してないというのもその通りなんでしょうけど、やり始めて楽しくなってくるとどんどん目的化しちゃうことはありますよねぇ。
資産額を増やすにはとにかく投入資金を増やすことだ、と考えるようになると節約で支出を減らしてでも投資に回してしまったり。
国から見ると、投資に回す人が増えると国内の経済が伸びないし、投資先がオルカンやS&P500だと円安の要因にもなりますから喜ばしいことではないですね。
金融教育すべきこと?
自分の収入を将来のために金融投資するだけでなく、自分への投資などに使うことも重要ということは、金融教育の中に入るべきだという話もされています。
収入のうち金融投資に回すべき配分や、生活費や自己投資とのバランスについて教えておくべきという話でしょうか。
わからんでもないですが、それをやっても投資にのめり込む人はいるだろうし、逆に貯金などせず消費する人もいるでしょう。
国としてはやはり年金に対する不安を少しでも払拭するのが先決でしょう。
あと、「老後2000万円問題」の試算は家計調査の年によって変わるので、その最新版や直近数年間の平均を言えばいいのにね。
