「NISA貧乏」は貧乏なのか?
最近よく耳にする「NISA貧乏」について、資産はあるのだから経済的に困窮しているような貧乏ではない、という前提については同意します。
まさしく「NISA貧乏」という言葉がモヤっとする理由です。
ただとにかく今の幸せを犠牲して、資産が増えても全く幸せを感じていないのかと言われると疑問符が付きます。
資産が増えるのを見る幸せ
私がイメージする「NISA貧乏」な人と言えば、「FIRE目指してとにかく投資」をしている人。
SNSではかなり切り詰めた食事をしているFIRE志望者を見ているせいでしょうか。
同じFIRE志望者でなければ、今を犠牲にしていると感じてもやむを得ないと思いますが、当人が幸せと感じてるかどうかは別です。
資産が増えていくのを見るのは幸せだろうし、FIREが近づいているレベルに来るとさらに幸福感がアップ。
相場が悪化した時には不幸のどん底に突き落とされた感覚になるかもしれませんが…
FIREする人の幸福度のピークが目標額達成の瞬間にあるとすれば、資産額が増えれば触れるほど幸福度が増していきます。
「目の前の幸せのために出費ができない」のは事実だとしても、幸せはお金を使うことでしか手に入らないわけではありませんから。
自分らしく生きることが大事
一般論として、「将来の不安縮小と現在の生活満足度とのバランスが大事」という指摘はごもっともです。
しかしながら、その時はしなくていいと思っていたことが、後々しておけば良かったと後悔する可能性については指摘しておきたい。
その時にどうしてもやりたいと思ったことだけでなく、特にやりたいと思わなかったけど後になって後悔するケースです。
歳を取ってからできることもありますが、そうでないものもあります。
時間は取り戻せないということだけは、肝に銘じておかねばなりませんね。
どのような選択をするにせよ、自分らしく生きるために自分が選択した道であれば後悔は少なくなるはずです。
