正規雇用の「勝ち組」就職氷河期世代の実態
就職氷河期を正社員として生き抜いた層にとって、2000年代の低物価社会は、皮肉にも最も「暮らしやすい」時代でした。しかし、そのデフレを謳歌した日々は、実は未来の自分たちから「備え」を前借りしていたに過ぎません。今回は、55歳のTさんの事例から、正規雇用の「勝ち組」就職氷河期世代の実態を紐解いていきます。
「デフレを謳歌」とまで言うとちょっと言い過ぎかなーと思いますが、デフレ時代は良かったという気持ちはわかりますね。
就職氷河期世代であっても、正社員として安定してそこそこの給料を得られ続けた人にとってはいい時代だったのかも。
うまくいった人だけ見て羨んでも…
しかし、コツコツ投資を続けて資産を築いた会社の同期を見て「自分も投資しておけば」とか、成功した起業家の同級生を羨むとかはねぇ…
うまくいった人だけみて、自分もうまくやっていればそうなっていたかもしれないと思うのはアホすぎですね。
いわゆる「生存バイアス」がかかった見方であって、失敗したケースだけ見ていれば「自分は安定した生き方を選んで良かった」と思うのでしょう。
まぁ同窓会などには、成功した人ほど出席する傾向があるので、「生存バイアス」の影響を受けやすいんですよね。
投資に向かない人は下落局面で仕事が手につかなくなるとか、転職に失敗してメンタルを病むというケースだってあり得る話です。
自分に合った生き方・人生設計を選ぶことが大事であって、他人と較べてしまうのが一番ダメなことかと。
人生設計が危ういのでは?
それよりも気になるのはTさんの人生設計の方です。
最大の要因は妻が脳卒中で倒れたことのようですが、その前の40代で購入した中古マンションの「ローン完済予定は76歳」というのは危ういですね。
固定金利で借りてるならインフレによる金利上昇の影響を受けなくていいですが。
「デフレを謳歌した氷河期世代」とは無関係に、人生設計が危ういために老後の不安を増大させてしまっているように感じます。
それに加えて妻が病気になるだとか、親の介護問題が発生などしたら、しっかり設計していても苦しいのは間違いありません。
なお、2ページ目にはなぜか「預貯金700万円・賃貸住まいのTさん」となっているので、AIによる生成で矛盾が生じている可能性が強く疑われます。
「良かった…コンビニで千円札を出すのをためらう55歳のTさんはいないんだ…」と微笑みながら乾杯しました(嘘です)。
