いつの間にか富裕層がFIREしたら
「金融資産1億円以上、5億円未満」が富裕層の定義です。最近では、NISAを活用した長期積立投資や株高の恩恵で、普通の会社員が「いつの間にか富裕層」へ仲間入りするケースも少なくありません。そのなかにはFIREを夢見る人もいるようですが、安易にFIREを選択してしまうと想定外の事態に陥ることもあります。
「念願の」FIREを達成したのに、FIRE卒業してまた仕事をするようになった男性という、最近多いネタ(創作?)です。
株高によって最近トレンドワードになっている「いつの間にか富裕層」が、FIREをしたら失敗したと。
気がついたらFIREできる資産になっていて、勢いで早期リタイアしちゃったような話で、「念願」という感じではないですね。
無職だとローンも組めないのか…
一番不思議なのはマンション購入のためにローンを組もうとしたら落とされたという下り。
無職になると新規でクレジットカードを作れないから、早期リタイアする前に作っておこうとする人が多い世界なのに。
一括で支払って、資産は減るものの毎月の支出も減るので、それが4%ルールに収まるならいいんじゃないかと。
あらゆる意味で想定不足だったという例でしかない話かな。
FIREの4%ルールは机上の空論?
最後に、「FIREに潜む5つのリスク」を解説していますが、4%ルールは保証されたものではないとしています。
それはその通りで、理論通りに進まないリスクも想定しておく必要があります。
ただ、「銀行預金と新NISA積み立ての比較」といった類の記事においては、投資で毎年想定利回り通りに行くかのような比較をしています。
こういったものこそ机上の空論であって、変動で一時的に評価額がマイナスになるリスクについて言及が必要。
「資産が目減りしていく不安」については、暗号資産などが運よく当たって短期間に「いつの間にか富裕層」になった人が、初めて大幅な下落局面を経験したら平静でいられないかもしれません。
ただ、ここ数年についてはそのような不安をおぼえるほどの下落はなく、むしろAIバブルがいつ弾けるのかの怖さが増してます。
そういった事態に備える心構えは必要でしょうね。
