定年後の究極の防衛策とは
年金制度は破綻しないレベルで維持されるとしても、インフレには負けて目減りしていくのは確実であり、老後生活は破綻するかどうかは別にして、苦しくなるのは間違いないでしょう。
老後2000万円問題が4000万円問題になるのかはわかりませんが、NISAや節約で備えるよりも「できる限り働くこと」が究極の防衛策であると。
これは現実の数字を見てもそうなっていて、65〜69歳で働いている人の割合は年々増えていて今や5割を超えています。
病気や怪我で働けなくなるリスク
しかしながら、できる限り働くと言っても病気や怪我で働けなくなりリスクは高齢になるほど高まります。
そうなった時こそお金が必要になるため、NISAや節約で備えておくべきですし、貯金が少ない人は医療保険があるといいかもしれません。
先日紹介した、野村アセットマネジメントのレポートによると、高齢無職世帯の家計の赤字の埋め合わせ手段は、貯金の取り崩しではなく、保険と借入金で占められています。
病気や怪我でお金が必要になった時、保険か借入金で対応している姿が想像されます。
それまで働いていた人であれば、収入がなくなった分、赤字が大きくなりますから。
最も重要なのは「健康」
「高齢無職世帯の家計が赤字になるのは病気や怪我になった時」と仮定すると、それに備えてNISA等で貯蓄をしておくか、さもなくば医療保険に頼るかですかね。
逆に健康であれば働き続けることで、より老後に余裕を持たせることができます。
貯金を増やるし、繰り下げ受給で年金額を増やす選択肢もあります。
年金がそこそこあって健康で節約できる人なら、家計が赤字になることなく生活ができるという数字とも取れます。
今後はインフレでそれができないから働き続ける人が増えていくのでしょうけどね。
でも健康でなければ働き続けられないわけで、いずれにせよ最も重要なのは「健康」ではないでしょうか。
