年金繰上げ受給で60歳完全リタイア
老後は貯金を取り崩す想定で、年金繰り上げ受給して60歳で完全リタイアした男性が、インフレで毎月の赤字額が増えたため再び働かざるを得なくなって後悔…というお語です。
月11.5万円の年金収入に対して月15万円の支出の想定だったのに、インフレによって支出が18万円になったと。
2020年からの物価上昇率が13.6%なのに、どうして支出が20%も増えているんだろう?
しかも「どれだけ節約しても」と言いつつ、全く節約できてないとしか思えない、相変わらず雑な設定ですねぇ。
私がアドバイスするなら「死に物狂いで節約したらなんとかなる」になります。
「老後は毎月貯金を取り崩して生活」が常識?
「老後2000万円問題」が出てから、「老後は毎月赤字で貯金を取り崩しながら生活している」という前提で老後資金を準備しておかないと危険だと煽る記事が増えました。
あくまで平均を取ったら赤字というだけであって、ある月に大きく赤字でその他の月が黒字であっても、月平均にすれば赤字に見えてるだけかもしれません。
ある人が貯金を大きく取り崩してお金を使っていれば、他の人は黒字でも平均では赤字になり、まるで全員が赤字のように見えてしまったり。
老後は、旅行などで支出することもあれば、病気や怪我の入院でお金がかかることもあります。
何年かに一度、家電の買い替えや家の修繕が発生すれば、その月は大きな支出になることもあり、そういう時に貯金から支払っている人も多いでしょうね。
まぁ「老後は毎月貯金を取り崩して生活」が常識となっているのは、この手のサイトで記事を書いている人たちだけであって、世間的に常識かはわかりませんが。
「赤字分4%ルール」ならあり?
仮に毎月3.5万円赤字で老後生活を送るとすれば、1200万円を4%で運用しながら取り崩すなら減らずに安心できる計算になります。
FIREと同様の考え方ですが、投資元本が1200万円でも新NISAの範囲内ですから税金を考えなくて済みます。
ある程度のインフレの想定と、投資の他に安全資産を持っておく必要はありますが。
2500万円の貯金があるのなら、その半分を現役時代から投資に回していれば資産が減っていく不安は少なかったのかも。(2500万円の全てが退職金だった、という可能性もありますが)
そもそもの話として、毎月確実に貯金が減っていくのは精神衛生上良くないので、毎月の支出を均衡させておく方がいいでしょうね。
