引退すると健康になる
「定年後も働き続けたほうが健康に良い」「引退すると途端に老け込む」と考えて、無理に働き続けようとしていませんか? 日本では、このような働き方に関する「常識」が広く信じられています。しかし、それは一部の成功例を一般化したものにすぎず、実は科学的根拠に乏しいのです。
引退すると老け込むのか健康になるのか?
それは引退前の働き方と、引退後の過ごし方によるとしか言えませんね。
身体に悪いと言われている働き方としてよく知られているのが交代勤務で、体内時計が狂うので身体に不調が出やすいそうです。
残業や休日出勤が多い過労はもちろん身体に悪い働き方ですし、通勤時間が長いために睡眠時間が短くなるのも良くないですね。
重いものを持ち上げる仕事では腰を悪くしていた人なら、リタイア後は改善に向かうはず。
そういった働き方をしていた人がリタイアしたら健康になりそうです。
運動不足が課題
一方、リタイア後に家でゴロゴロする時間が長くなるようでは運動不足になります。
引退前は身体を動かす仕事をしていた場合は顕著に出るでしょう。
家でぼーっとテレビを見ているだけでは、認知機能が落ちてしまうという印象もあります。(実際どの程度影響するのかは不明)
定年後も身体に悪影響のある仕事を続けるのは不健康ですが、運動不足に陥らない程度の軽い労働をするなら健康に寄与しそうです。
しかしながら、立ちっぱなしの仕事は膝に負担をかけるし、猛暑の中で屋外の仕事は熱中症と隣合せなので、仕事内容が楽なら全て健康的とは言えません。
完全リアイアするなら、散歩するとかジムで運動するだとか、意識的に運動しないと運動不足に陥りやすいのは間違いありません。
老け込んで見えるだけ?
リタイア後の健康面のプラス・マイナスを述べてきましたが、「リタイアすると老け込む」と言われる最大の理由は、「若作りしなくなるから」ではないかと思っています。
リタイア後に見た目をあまり気にしなくなってしまったら、老け込んで見える風貌になってしまった、という説です。
私のようにひきこもりなセミリタイア生活だと、無精髭伸ばしっぱなしだし老けて見えてもしょうがないと覚悟していますから。
ただし見た目が老け込んでいるイコール不健康ではありません。
記事にある「生存者バイアス」を含め、見た目や印象で語られがちな話かもしれませんね。
