年金月10万円の74歳おひとりさま男性の悲鳴
物価高がとどまるところを知りません。総務省の『消費者物価指数(令和8年6月分)』によれば、生活に直結する「食料」の指数は約3割も上昇しています。カツカツの生活を続けてきた年金暮らしの高齢者にとって、わずか数年で3~4割の物価高となる状況は、生活の根幹を揺るがす死活問題です。
厚生年金の平均受給額は、全体で月14万円台、男性だけなら月16万円台なので、月10万円はかなり少ない部類ですね。もちろん住民税非課税世帯です。
持ち家があるならまだしも、家賃がかかっていると元から厳しい生活を強いられるのに、食品の物価高騰でさらに苦しくなっているはず。
このように困窮してる高齢者は少なくないでしょうね。
生活保護を受給できるレベル
記事では「生活保護を受給するには至らない」と書いているものの、もし貯金が無くなったら生活保護の受給ができるレベルです。
生活保護は地域によって支給金額が異なりますが、生活扶助と住宅扶助を合わせて11~13万円程度なので、年金10万円ならその差額分を受け取れる可能性があります。
さらに医療費が無料になることを考えると、差額以上のプラスになります。
貯金が無くなる前に自治体の居住支援が受けられないか相談しておくのはいいことですね。
年金月10万円でも持ち家があるなら
逆に言うと、持ち家があるなら年金月10万円でも困窮はしないレベルになります。
生活保護レベル(生活扶助)を大きく超える水準であり、健康で文化的な最低限度以上の生活ができるはず。
しかし記事にあるような、単身者が家賃で家計を圧迫しているケースは結構ありそう。
生涯未婚のシニアが増えていけば、さらに増えていくと想定されるわけで、自治体の居住支援はセーフティネットとして重要性が高まるでしょう。
