ギャンブルと投資の境界は曖昧に
同研究所によると、対象の18-29歳の男性2000人の内、4人に1人が毎日株式を売買しており、そのうち64%が、自分は「人生の敗者だ」と感じていると答えた。
「毎日株式を売買している=デイトレード」という意味なんでしょうかね。
アメリカの調査とは言え、若年男性の4人に1人はちょっと多い気もします。デイトレード以外を含む株式投資をしている人の割合はもっと多そうですが。
そしてそのうちの64%が「人生の敗者」だと自認していると。
トレードに失敗して「人生の敗者」だと感じているというよりも、ギャンブルやポルノとの相関と同様に、「人生の敗者」だと感じている人が、そのようなものに走りがちという意味でしょうね。
「株式投資=ギャンブル」ではありませんが、デイトレードや信用取引、オプション取引などギャンブル的な使い方は可能です。
FXや暗号資産やその派生取引など、ギャンブル的な取引・金融商品は数多く提供されてますしね。
「一発逆転」を狙ってしまうのか?
自分が「人生の敗者」だと感じた場合、ギャンブルや宝くじ、そしてハイリスクハイリターンな投資で「一発逆転」を狙いたくなる気持ちはわからないでもありません。
「株でゼロから〇〇億円稼いだ」などのタイトルの本が注目を集めたり、そういう肩書の人がメディアで注目を集めるのも、手法を真似すれば「一発逆転」が狙えると思う人が一定数いるからではないかと。
7/30に警察庁が発表した、今年上半期の特殊詐欺被害のうち、「SNS型投資詐欺」が43.9%でトップだったそうです。
詐欺の広告を見て、芸能人や著名投資家の情報で投資をすれば、自分も「一発逆転」できると感じたのかもしれません。
それで騙されると、さらに「人生の敗者」と感じてしまうわけですが…
世間のルールから降りれば楽
もし「人生の敗者」だと感じてしまったら、世間が決めた成功や勝ち負けのルールから降り、割り切って生きる道を選んだ方がいい、と私は考えます。
できるだけ他人と較べないことが肝要ですが、SNS全盛期の今は、誰かとの優劣・勝敗が見えてしまうのが難しいところですねぇ…
無謀な「一発逆転」を狙って、さらに落ちていくことだけは避けたいものです。
