「一生遊んで暮らす」はずが…
幻冬舎ゴールドオンラインで最近人気(?)の「FIREやめとけ」シリーズ、今回は親が要介護になって援助が必要になったらFIRE計画が狂うぞ、というお話です。
2億円でFIREしても孤独とお金の不安からまた働きたくなった、などFIREを警告する記事が増えていますが、おそらく人気が高いのでしょうね。
SNSやブログをやっているFIRE達成者たちから、反論を書いてくれて記事の宣伝になる構造があるからかもしれません。(このブログも宣伝になっているかな?)
「自分も親も健康」前提のFIRE計画は危険
「自分も親も健康」を前提としたFIRE計画には注意が必要、というのがこの記事の主旨です。
それはその通りかもしれませんが、自分が不健康になったら「65歳まで元気に働く人生計画」だって頓挫するわけで、人生とはそういうものでは。
想定外が起きた時の覚悟は持っておくべきですが、あらゆるリスクを想定していては人生何も出来なくなってしまいます。
そういったリスクが現実のものとなったFIRE達成者の事例、ネタとしてはウケるんでしょうけどね。
現実は「介護離職」が問題
一方、現実社会で問題になっているのは「介護離職」のほうです。2024年には約9.3万人が介護離職をしているとか。
65歳までフルタイムで働いて老後資金を貯め、リタイア後は悠々自適の生活…という老後計画を立てていた人が、もしも介護離職になったら…
この老後計画だって「自分も親も健康」を前提にしたものですからねぇ。
むしろFIREしていたら無職なのだから、「介護離職」する必要はなく、実家に戻って親の介護を自分の手でする時間があるという考え方もできます。
FIREのために貯めたお金はもしもの時のためのお金でもあり、人生設計の変更が必要になるとしても、その選択肢が増えていることは喜ぶべきことかと。
あらゆるリスクを想定しておきたいと考えるといつまでもFIRE(早期リタイア)できなくなりますから、やはり重要なのは「覚悟」ではないでしょうか。
